平成7年(1995年)1月17日(火)5時46分、兵庫県南部をマグニチュード7.3の大地震がおそいました。死者6,433名、負傷者43,792人、全壊半壊の棟数249,0180棟と莫大な被害をもたらしました。神戸市内112病院の被害は、全半壊が12病院で、壁に亀裂が入る等の軽度の被害を含めると被害率は約90%となり、ほとんどの透析施設が透析施行不能となり、透析患者は大阪及び岡山方面へ、透析施設をもとめて移動する事となりました。このときの経験から、災害地と災害地の周辺地域の透析施設との連携が、災害時の透析医療を確保する上で大切であることが認識されました。災害から10年、常にその必要性がとわれつづけていましたが、平成16年10月23日の新潟県中越大震災など、一連の災害をきっかけに、平成17年4月26日、都庁第2本庁舎31階特別会議室において東京都区部災害時透析医療ネットワークが設立されました。
本会は、東京都区部における災害時の透析医療を円滑に行うため、都区部の透析医療施設間の災害時情報伝達の手段を提供するだけでなく、平時より災害時透析医療をおこなうための知識と技術を共有することを目的にしています。
本会は、東京都透析医会災害対策委員会と連携して、三多摩腎疾患治療医会、東京都臨床工学技士会や日本透析医会および東京都福祉保健局と協力して、都区部の災害に備えるだけでなく、全国の災害時にはその対応に積極的に参加いたします。
いつ起こるかわからない災害に対して、できる限りの対策をたて、透析患者の医療に万全の対応 をはかるため、都区部の透析施設には正会員として、またこの意図にご賛同いただける団体(透析 関連医薬・医療機器関連会社、その他団体)には、賛助会員としてご入会をお願いいたします。
皆様の参加により、このネットワークは強固に組織され、災害時に「頼りになる仲間」を創ることができるものと考えます。また、会員には施設内に提示できる会員証を発行し、本会ウェブサイトに施設名を掲載しますので、透析患者の安心につながるものと考えます。
皆様の参加をお願いいたします。
東京都区部災害時透析医療ネットワーク
代表世話人
酒井 謙
(東邦大学医学部腎臓学講座 教授)
菊地 勘
(豊済会 下落合クリニック 理事長)
東京都区部災害時透析医療ネットワーク事務局
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
東邦大学医療センタ-大森病院 人工透析室
事務局長 津田 圭一
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第1条(名称)
本会は、東京都区部災害時透析医療ネットワークと称する。
第2条(事務局)
本会の事務局は、東京都大田区大森西6-11-1 東邦大学医療センタ-大森病院 人工透析室に置く。その詳細は細則に定める。
第3条(目的)
本会は、東京都区部における災害時透析医療を円滑に行うため、災害時における透析医療に関する知識の普及、技術の向上、情報交換の方法の確立、都区部周辺地域との協力関係の樹立等をはかることで、災害時における透析医療の安定的な供給を行うのに資することを目的とする。
第4条(事業)
本会は、東京都区部災害時透析医療ネットワークの運営ならびに前条の目的を達するために必要な事業を行なう。
第5条(会員)
本会は、本会の目的に賛同する透析施設の代表(正会員)及び団体(賛助会員)をもって構成する。
第6条(会費)
正会員および賛助会員は年会費を納入するものとする。
その詳細は細則に定める。
第7条(役員)
東京都区部災害時透析医療ネットワークは、代表世話人、本部事務局長、会計監査を置き、東京都2次医療圏にそれぞれブロック長、副ブロック長、ブロック事務局長を配置する。本会ではこの総称を役員とする。
第8条(役員の任期)
役員の任期は特に定めない。欠員が生じた場合、代表世話人が指名し役員会で承認する。
第9条(会議)
本会の会議は役員会とする。
第10条(役員会)
代表世話人は、第7条に定める役員からなる役員会を開催し、会務に必要な決定、必要あるときは細則の改訂をおこなう。
第11条(会計)
本会の経費は、年会費、寄付金、その他をもってあてる。本会の会計年度は4月1日より翌年3月31日までとし、会計監事はこれを監査する。
第12条(変更)
本規則の改正は、役員会の発議により行う。
細則:
正会員・賛助会員入会特典:
付則:
東京都区部災害時透析医療ネットワーク
本会は、東京都区部における災害時透析医療を円滑に行うため、災害時における透析医療に関する知識の普及、技術の向上、情報交換の方法の確立、都区部周辺地域との協力関係の樹立等をはかることで、災害時における透析医療の安定的な供給を行うのに資することを目的とする。
酒井 謙 (東邦大学医学部腎臓学講座 教授)
菊地 勘 (豊済会 下落合クリニック 理事長)
安藤 亮一(医療法人社団 石川記念会)
津田 圭一
副ブロック長については下記PDFを参照ください。
東京都区部災害時透析医療ネットワーク事務局
東邦大学医療センタ-大森病院 人工透析室
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
電話:03-5767-7371 FAX:03-5767-7372
E-mail:
・申込書の該当ブロックに○で囲んでください。
・日本透析医学会施設会員名簿記載のものと同様にご記入下さい。
(変更がある場合には最新情報をご記入下さい。)
年会費について | お振込先について |
正会員:15,000円 | 銀行名:三菱UFJ銀行 蒲田支店(店舗番号117) 口座番号:普通預金 0953864 口座名:
東京都区部災害時透析医療
ネットワーク |
賛助会員:50,000円 |
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